転機は、天気模様のように気まぐれで、、、

転機に、このブログを更新する。
嫁が変わってから、私も変わった。
とりあえず痩せて30Kgの減量に成功した。
平凡で、何も不自由はない、よくあるサラリーマンになった。
もちろん、それは思い描いていない未来だった。

上京した時、独りで勝手に生きて、独りで勝手に朽ち果てる人生だと思ってた、、、。
でも、そんな大それたことはできなかった。
少しは試したけど、2年ぐらいしかできんかった。
踏み出す勇気はあったが、継続できんかった。

親となった今、ようやくにじみ出るようにわかり始めた。
家族だ。

金を与えられたわけでもない。
直接言葉をぶつけられたわけでもない・
私が18歳まで育んでいただいたあの場所で。
両親は、必死に働き自分たちを投げ打って生活を共にしてくれたあの背中だ。

言葉でもない、金でもない。
あの食卓の何気ない空気だ。
あの他愛のないダンゴムシとムカデが湧いた長屋の借家の日々だ。


必死に働き、私を育ててくれた両親を断つことなんてできっこなかったんだ。
でも、でも自分の人生、、1回きり。
自分の中の自分に、嘘をついてまで、親の希望に沿って、真っ当に生きるなんてつづくのだろうか?
さらけだせよ!自分。壊してしまえよ自分。
そんな葛藤と共に、毎日私鉄に揺られ、日々を過ごしている。

ただ、ただ、時間だけが過ぎ、年老いていくのだった。